150年の歴史の重み

2022年から2023年へと変わってしまったのですが、私どもが取り扱いしているグラスのブランド、ツヴィーゼル(Zwiesel Glas)にとって、昨年は記念すべき年でした。


な、なんと

創立150年!!

「ツヴィーゼル・クリスタルグラス社」の始まりは、まさかの1872年。アントン・ミューラー(Anton Mulle)という人のガラス工房から始まりました。

この土地を選んだのは、創業の地であるドイツ・バイエルンの森に、 ガラスの原料となる砂と燃料となる薪が豊富にあり、グラス作りに適した土地だったからだそうです。当時は教会などで使われるステンドグラスを主に製作していました。

日本の明治時代が1867年からですから、1872年は明治5年。日本でいうと明治初期からの創業ということになります。上野公園内にもある超老舗レストランの上野精養軒もこの年、海外ではチューリッヒ保険会社も同じ年の設立とのことです。

そう考えると只者でない老舗感がすごいですね。
現代の日本の平均寿命でいうと2世代から3世代に渡る歴史。

ガラスそのものは紀元前から存在するのですが、科学的な製法で作られるようになってきたのは、19世紀に入ってからのことなので、まさに時代の先駆者のひとつのまま、現代まで連綿と続いているというのが、なんとも感慨深いですね。

ツヴィーゼル150周年記念WEBサイト
https://zwiesel-glas.co.jp/pages/150years

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